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金管用下顎前歯のアダプター

このところクラリネットのアダプターの写真ばかり載せていましたが、最近金管楽器の下顎前歯用のアダプターを作る機会が続いたので、紹介したいと思います。

アマチュアのトランペット奏者。高音を吹いていると下唇が切れて痛くなるので高音が苦手。お友達で当院製のアダプターを使っている人が何人かいるとのこと。私の所で金管楽器用のアダプターを過去に作っても、その後再来院する人はあまりいないので、使っているのか役に立っているのか不明だなと思っていましたが、皆さん長いこと使っていて、無しでは吹けない状態だそう。

唇が切れて痛いので、というのはある意味アダプターの王道の使用目的。咬合時の被蓋は浅めだけど、演奏時のレントゲンで見ると上の前歯に比べて下の歯はやや後ろなので、下の前歯にアダプターを入れても問題なく吹けるだろうなと思いました。

上顎の側切歯が少々内側に転位しているのに合わせて調整し、予想通りすぐに普通に吹けました。元々上下の歯の間が広めだったので、アダプターを入れて顎位も変わらず息が集中するようになるので高音域が楽に吹けるのと、下顎前歯が左右対称の歯並びとなったのでリップスラーが楽にできるようになったということでした。

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昔、自分がホルン吹く用に下顎前歯にアダプターを使っていた時期があって、その頃はいろいろ実験したので、何をポイントにしてデザインすればよいか、どう調整したらよいか、何となくわかっているのであります。

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