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受験直前のクラリネットアダプター

今年の音大受験は動画提出も可とのこと。動画撮影を1週間後に控えたクラリネットの受験生がアダプターを試したいと受診しました。お母さまが当院のyoutubeを見てご連絡くださいました。
口に力が入ってしまい音色が硬くばてやすいのがお悩み。歯並び自体は悪くないし前歯も傾斜していないのだけど、咬み合わせが深いタイプの上顎前突。演奏時のレントゲンを見ると下顎を必要以上に前方に出して吹いており、下唇がめくれて厚みを作っている。

昔は上顎前突用に下顎前歯唇側全体を被うタイプを作っていたこともあるのだけど、そうすると下唇に無理がかかるため、通常のタイプの木管用アダプターを作製した。
調整していて思ったのは、きちんと咬合調整をすることは大事だということ(明らかにミスが減る)。さほどアダプターの安定が悪いわけではなかったけど、よりピッタリにするために内面を一層削って口腔内でレジンを硬化させた。これをすると音が変わる。下唇を自然にまいたアンブシュアとなった。

まだ若いのに、口のことアンブシュアのことしっかり考えて理解していて偉いなあと思ったのでした。

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クラリネット演奏時       咬合時


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アダプター  

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アダプター装着時の写真

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