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September 2019

September 15, 2019

ホルンメモ

2か月前に新しい103を入手しました。普通の103です(黄色のベルカットにラッカーという意味です)。今までの楽器とは全く傾向の違うので、最初慣れるのが大変でしたが、やっと良さがわかってきたところ。

・楽器にはツボの狭いor広いあるいははっきりしているor無いがあるようだ。今の楽器は狭くてはっきりしているのだと思う。ある意味当たりやすいが、何かあると鳴らないし外れる。楽器が鳴るコンディションの範囲が狭い。例えばソロとかで何だか鳴らないぞという時は、つい力んでマウスパイプの角度がいつもと違っていたのだと思う。

・楽器にはその楽器個体に合うアパチュアがあるのだそうだ。最初、中音域で音が揺れてしまいどうしようかと思ったが、口の開きを変えていくと安定するところがある。つまりその楽器のアパチュアで吹けば安定して良く鳴るということだ。その人ごとに自分の(あるいは慣れた)アパチュアに合う楽器というのがあるだろうし、逆を言えばアパチュアの狭い楽器ではそれなりの演奏しかできず、楽器の上達には楽器の選択は重要だということ。

・左手は意外と重要だ。どう持ってもしっくりこないので、ストラップ付ハンドガードとかサムレストクッションつけたりとかしてみたが、ハンドガードは厚みの分遠くなるしサムレストのゴムはグニュっとしてタイミングが微妙にずれる(慣れればよいのだが*、レバーが変色したのでやめた)。なぜこんなのが上手く吹けないのか?という時は、大抵左手が原因のようだ。やはり左指をレバーに対し少しでも立てた方が演奏の良し悪しにつながると思う。ということで指かけを可動式に替えようと思う。しかし決意した時には都内に在庫なし。残念!

*注サムレストクッションはレバーが長くなるというより左手の角度が自由になるので、手が小さい人にはお勧めではある。

・楽器がだんだん鳴らなくなったり調子が悪くなってくるのは、楽器の歪みや応力の蓄積が原因と言われている。ホルンはロータリーを中心とした部分が重いので、自重でそれだけでも経年的に影響が出るし、楽器の移動はもちろん、ベルやマウスピースの出し入れも影響があるそうだ。事故が起こらぬようベルの付け外ししないですむワンピース用のケースを使っているが、この前ストラップが外れて落下させてしまった。見た目は無傷だが、何らかの衝撃が加わったかと思うと残念。とりあえずリングで補強した。大事に使おう。

 

10/19追記

・あとは右手をどうするか、もっと開いて吹いた方がよいかなどと思っていた。それを先生に相談すると、その楽器はどんな右手でも良く鳴るから気にしなくてもよいよ、と言われたのだけど、右手が何のために必要かあらためてレクチャーいただき、右手の指先の調整についてヒントを教わり、それを元に試行錯誤したら、少々ふにゃッとしていた音に芯ができて上から下まで安定するようになったと思う。本番前に気が付いてよかった。

・オリジナルな状態(指かけ等)で何とかならないかと試行錯誤したが、どう持っても安定しないので、結局ストラップ付ハンドガードを使うことにした。これで左手へ意識が行くのが解放された。少々不本意ではあるが仕方ない、これで行こうと思う。

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