« 管楽器奏者のジストニア その後 | Main | 歯を失う原因 »

November 08, 2018

7番用アダプター

年齢を重ねると、7番(第2大臼歯:つまり一番後ろの歯)を何らかの原因で失う人は多い。一番後ろの歯が無くなった場合の一般的な治療法は、延長ブリッジかインプラントになるが、対合歯がなければ特に補わずに放置という人が多いかもしれない。それが演奏にどう影響があるか、人によるのではないかと思う。

プロオーケストラで長年演奏されているホルン奏者が来院した。1年ほど前に7番を抜歯することになりどうしたらよいかという相談にいらしたが、たぶん私はまずは歯科治療を受けてくださいといった話をしたんだと思う。
その後、欠損部位に一本義歯を保険治療で作製して使用していたとのこと。音が不安定で高音域が厳しいという状況であった。すぼめるようなアンブシュアであったが、元々は少し引き気味だったのにすぼめないと吹けないということであった。
そこで、以前に親知らずを抜歯した後に作製したアダプターを応用して左右の頬側にアダプターを作った。上顎は片側のみの7番欠損、下顎は両側7番欠損であったが、安定感やアンブシュアへの影響を考えて、まずは上のみに入れてみることにした。アンブシュアは改善し期待が持てるような結果となった。

1811091 1811092


|

« 管楽器奏者のジストニア その後 | Main | 歯を失う原因 »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference 7番用アダプター:

« 管楽器奏者のジストニア その後 | Main | 歯を失う原因 »