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March 01, 2016

フルート演奏で下顎左側前歯は前に出る?

フルートを吹くと下顎が横に偏位するのではないかと、ずっと前から思っていました。単に私の周りにそういうフルートの方が複数名いるからです。なぜ下顎が偏位するかですが、それはアパチュアの位置に関係するのではないかと思っています。上唇の正中は少し尖っているため、アパチュアは左右どちらかにずれる。下唇は中央がアパチュアとなるので、下顎(あるいは下唇)を左右どちらかにずらさないと上唇のくぼみに合わない。おそらく構え方から左側にアパチュアが出来る方が自然ではないかと想像していて、下顎を左にずらして吹く人が多いのではないか。歯並びや口唇の形自体にもよるだろうから、アパチュアの位置は左右どちらも(あるいは中央も)可能性としてはありだとは思うが、右アパチュアだと頭というか肩の捻りが大きくなるのではないか。
私の想像をざっくり図にするとこんな感じ。絵心なさすぎですみません。

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このところ、プロのフルート奏者で左下の前歯が前に出てきたという方が2名あった。普通に考えると、アパチュアが左に来た時の楽器の構え方は口よりも手の方が前方に来るから、左下の前歯の方にリッププレートが当たる、つまり楽器からの圧力を考えると左下の前歯が後ろに下がってしまってもよさそうなものなのに・・・である。なぜだろうかと考えてみた。

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模型をよく観察すると、2名とも、右下の側方歯群(犬歯~小臼歯)が内側に倒れているのがわかる。下顎(あるいは下唇)を左側にずらして演奏すると、口唇周囲の筋肉は右の方が引っ張られて当然強くなるわけで、その影響により右下の歯に力がかかり、その影響で左下の前歯があぶれて押し出されたか、相対的に前になったか・・・と想像できる。そうなるとそれにより演奏に支障が出て、上の奏者は右下前歯と口唇の間が開くため息漏れがするようになり、下の奏者は左側だけ受け口になり息の方向のコントロールに難が出てきたというわけである。

もちろん、フルートは足の構え、肩の位置からして左右非対称の姿勢で演奏するわけで、人によっては頭を横に傾けて吹くし、身体全体の筋肉の使い方が非対称なので、いろいろな影響があるのだろうけど、フルート演奏は左右非対称の歯並びを引き起こすことがあるというのは間違いないと思う。近いうちに調査してみたいなと。

注:すべてのフルート奏者が下顎前歯の歯並びに影響がでると言っているのではないです。口唇・頬から歯列への圧力が左右対称の人もあるでしょうし、元々の歯並びや咬合力によっては影響を受けにくいことも多いと思います。

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