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May 2015

May 08, 2015

息漏れと雑音

歯茎と歯の間のわずかの隙間から空気が漏れるというのは、よく聞く相談なのですが、私としては歯と歯茎の隙間(鼓形空隙;ブラックトライアングル)は息漏れの原因にはならないのではないかと考えていました。

少し前に念入りに歯磨きをして歯間ブラシも使った後に、ホルンを吹くと上の中切歯と側切歯の間に「ジー」という微かな雑音を感じるようになりました。見てもよくわからない程度の隙間でしょうが、確かにそこで雑音が生じているようなのです。
う~~ん、やっぱり隙間があると雑音がするのかな~今まで私は皆さんに嘘を言っていたかも、と思いました。でも、しばらくして直りました。

前にもブログに書いたように、雑音を気にして歯と歯茎の隙間を埋める人がいるのです。現在当院にて矯正治療中のプロ・フルート奏者もそうでした。下の前歯に叢生があり、歯と歯の間を他院にてレジン系接着剤で埋めてありました。前歯1本が捻転して前に出ているため、リッププレートを安定して下唇に当てられないということで、矯正治療を始めたのですが、当然ですが、その歯と歯の間に埋められたレジンは私の方で取り除きました。最初はそこから唾が漏れて気になるということでした。治療が進み前歯が並んでくると、成人の叢生を治すときはある程度しかたがないのですが、三角の隙間は大きくなります。かなりカパっと隙間が開きましたが、特に息漏れはしないそうです。
前歯が並んでリッププレートを均一に当てることができるようになり、口唇が浮かなくなったので息漏れがしなくなったのではないか・・・ということでした。

私が一瞬雑音がするようになった時期は、自分的には上唇へのマウスピースの圧力をいかに減らすかに取り組んでいたので、歯並びと当て方の関係でリムが浮いた部分にちょっと歯茎が下がって隙間があったからではないかと思います。均一に当てるようにしたら雑音はしなくなったです。適度な圧力は必要だし、歯と歯の空隙自体が雑音の原因ではないということだと思います。

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