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June 30, 2014

音程は宇宙から

現在新響は、飯守マエストロとワーグナー&ブルックナー。タダでさえ厳しいマエストロがさらに本気です。
一に音程、二に音程は毎度言われていることですが、飯守先生の格言のなかで、「音程は宇宙からいただく」というのがあります。私は、音程とは絶対的なものである、という解釈をしていたのですが、最近思うのは、音程は自分で作り出すものではなく、既に存在しているということなのかなあと思うのであります。

音程はざっくり言うと管の長さで決まるものですが、管体からの共鳴で口唇が振動し、その振動の回数が周波数すなわち音程となるわけです。管の長さが正確ならば正確な音程が出るというものでもないし、チューナー的に正確な音程を出したとしても、それが正解の音程とも限らない。その調整を、ホルンであれば右手とか他の金管ならスライドで行ったり、少々の口の絞め具合、息のスピードなどで調整をするわけです。それらを意識的に行うと、音質は悪くなるし何より遅い。でも不思議なことに、よく周りを聴くと自然に音程が合ってくる。それは上記のような調整を意識せずに反射で行っているのかもしれないが、もしかしたら楽器が周囲の音の響きを受け止めて、それが口唇に振動を伝えているのではないかなと。そうなると口唇が柔軟性があって反応がよいことが必要になる。順応しやすいアンブシュアであり奏法がよい音程には重要だと思うのであります。

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