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August 11, 2012

デンタルエステにできること

久々の投稿です。前の「金管演奏時の口唇うんぬん」が(1)ということは、その時は続編を考えていたのだと思うのですが、何を書こうとしたか思い出せません。一生懸命思い出したいと思います。

この半年間何をしていたかというと、診療室の移転とホワイトエッセンスのオープン準備であります。4月下旬に診療室を約40m離れたところに移転しまして、広さ3倍、待合室は10倍くらいになったのではないかと思います。↓な感じできれいになりましたので、どうぞ楽しみにご来院ください。線量の少なさにこだわって念願の新しいデジタルレントゲンも導入しました。

Room

ホワイトエッセンスというのはデンタルエステのフランチャイズチェーンで、それに加盟し7月にオープンしました。準備や研修が忙しく、演奏会どころではないはずなのに普通にオケ活動は続けたため、無理がたたって半年で2回風邪を引いてしまいました(私の場合アレルギー症状が出て鼻水と咳に長いこと悩まされます)。今は元気であります、ホルンのリハビリしないと。

昨年の11月にこのブログで、デンタルエステティックが管楽器奏者に役に立つかな・・・と書いていますが、それをきっかけにいろいろ調べ、ホワイトエッセンス加盟を決めました。
ホワイトエッセンスのメインはホワイトニング(歯の漂白)なのですが、歯のクリーニングや口臭対策、口唇や口腔周囲筋のケアなど、口元の美と健康を提供するサロンです。歯科医院内にホワイトエッセンスルームを設置し、そこでデンタルエステのメニューを行います。

まず、歯の健康維持という点で、かかりつけ歯科医院を持ち、定期的な歯のメンテナンスを受けている人も多いのではないかと思いますが、どうしても保険診療でのメンテナンスは「病気の歯/口」が対象で、歯科医院もあまり行きたい所ではないし痛いこともあるでしょう。実際、当院に来院される管楽器奏者の中には、歯医者に不信感を持っていてなかなか治療に行かずに手遅れな状態になっていた方もあります。自分で歯磨きだけでキープするには限界があり、プロによる定期的なクリーニングを受けることが望ましい。治療ではなく健康維持のために気持ちよく通える所が、管楽器奏者にとってはいいのかなと思います。

歯のホワイトニング自体は演奏に何の関係もありませんが、歯の見た目や色が悪いのを、今までだったら補綴処置(場合によっては神経も取る)で直していたところを、歯を削らずに良くすることが出来ます。補綴処置(差し歯やベニア)ではどうしても歯の形が変わってしまい、楽器の吹いた感じが変わったり不調になることもあります。少々歯並びが悪くて色も悪いとなると歯科医院で補綴を勧められると思うのですが、それだったら矯正してホワイトニングした方が演奏には良いことが多いと考えます。
ホワイトニングは一般的に、なかなか白くならなかったり、しみたり、高価だったりすることがあるようなのですが、ホワイトエッセンスは全国展開のチェーンなので、最新の技術開発や材料大量仕入れにより、リーズナブルな料金で満足してもらえる結果が得られます。

口腔周囲の筋肉に関してのメニューもあります。管楽器演奏により筋肉が疲れたり痛くなったりするのを、鍼やマッサージで何とかしようとか、ともすれば歯や歯並びが原因で吹き方が悪いからだとなります。当然良い奏法が出来て普段からトレーニングを積むことは大切なのですが、どうしても疲労が溜まったりもします。口腔周囲の筋肉をダイレクトにほぐしてあげることが実は一番手っ取り早くて効果的です。普通のマッサージ店では口の中に指を入れられないので、これは歯科医院ならではの施術です。もちろんご自分でほぐしてもよいと思いますが(その時は筋肉の走行を理解して行ってくださいね)ヒトにやってもらうから気持ちいいんです。

それから口唇。口唇がいつも良いコンディションでいることは実は演奏にとって大切。口唇は年齢とともに潤いがなくなりシワが出来てきますので、ケアが有効です。専用の美容液を使ったホットリップエステなんていうメニューもあります。

ということで、もし興味があればホワイトエッセンスのHPを見てみてください。皆さんも生涯現役奏者をめざして歯と口腔周囲のケアをしてくださいね。

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