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November 16, 2005

歯の長さとマウスピース

同じネタが続いて申し訳ない。
さて、先日はマウスピースがどうも合わなくなったようだと書いた。

実は上の前歯の長さとマウスピースの関係については以前考察したことがあって(03.6.20のたわごと)、その理屈からすると歯を長くしたときはスロート径(ボアの大きさと言った方が私には馴染みがあるのだが、ヤマハなどではスロートという名称で統一されているようなので)を太くして対応すべきなのである。歯を長くすると切縁からアパチュアまで距離が短くなる、というか歯から下の上唇の面積が小さくなるから、多少下顎を開いて対応するのだと思う。つまり、下顎の開きによってアパチュアのサイズが変化し、それとマウスピースのスロート径は相関があるのではないかということである。
以前、ケースリポート登場の中川さんの前歯を長くしたとき、スロート径を0.07mm(最終的には0.1mm)大きくしたということであった。ご本人によれば「息が入る量が減ったのでそれを受け止めるスロートは大きい必要があるから」とのことであったが、その時は今一理解出来ず、上記のような「アパチュアとの兼ね合い」説を考えていた。今回自分でやってみて、ウ〜ン同じことかと思ったというわけです。つまり歯が長くなることで振動する上唇の面積が小さくなるから同じ音を出すためには息の量が減る、スロート径を大きくすることで息の量を増やし振動する上唇の面積が大きくなるということかと思う。中川さんの場合、高音域で口に力が入るのを解消するために歯を長くしたのだが、言ってみれば私が歯を長くする目的と一緒で、起きていることも近いんじゃないか。つまり歯が短い(そのアンブシュアにとって短い)と高音域で上唇に力が入ったり横に引いたりする傾向があり、振動する上唇の面積が小さくなるのではなく柔軟性を減らすことで振幅数を多くして高音域を出すのであろう(となると10/26のブログはちょっと間違ってるナ)。歯が短くなれば面積が減って柔軟性を増すことができ余計な力を入れずとも吹けるが、アパチュアが大きくなったり息の量が減ってしまうのでスロート径を大きくして対応するということかと。もちろんマウスピース以外にも対応は出来るはずで、口角を内側に寄せる(実際に歯を長くするとそういうアンブシュアに変わる傾向があるようだ)とか息のスピードを早くするとかあるとは思うが。
書いていることは自分でもわかりにくいのだが、自分の中では今までいろいろ考えたことや体験したことが繋がって妙に納得しているところなのである。今回歯を長くして音質が薄くなったり抵抗感が減った理由も理解出来る。もうちょっとパラメーターを整理していずれ考察したいと思う。

リムの大きさを変えるという手もあるが、今回は唇側面をほとんどいじっていないのでリムの当たりを変えないという意味でもまずはスロート径限定で試してみようと思う。18mm以上のリムで吹く自信もないし。感覚としてあまりに抵抗感が減ってしまったのでスロートを細くしようかと思って、同じシリーズのスロートが0.2mm細い物を試してみるが、上唇が下の歯についてしまってだめであった、当然である。スロートが0.2mm太い物も持っているのだが現在貸出し中のため試せず、残念。ヤマハアトリエに行くかどこかマウスピースの調整をやってくれる所を探すかと考えたが、前述の中川さんがハンドリーマーで調整しているという情報をゲットし、早速ハンドリーマーの4.2〜4.35mmを0.05mm間隔で注文した(私は現在4.2mmの物を使用しているので)。リーマーが来るのは来週なので、結果は後日報告します。

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