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September 29, 2005

木管用アダプター(2)

最近の木管用アダプター3例はいずれも左右の高さを調整して水平になるように意識して作った。一見傾きがないほぼ左右対称の噛み合せでも、口を開けて下顎の歯列だけ見ると微妙に左右に傾いていることがあり、そういう人はそれに伴い楽器もどっちかに曲がるのだが、アダプターの上縁を水平にすることで楽器自体を真っ直ぐにすることができるのである。
楽器が曲がっていてもそれほど筋肉の非対称感はなかったり、あっても主に縦方向の筋肉の非対称感であって、楽器がまっすぐになると筋肉のバランスもほぼ対称的になるのであるが、この前入れたクラリネットの音大生はアダプターを入れても非対称感が直らなかった。一つは元々ひょっとこのように口を曲げたアンブシュアであるので、おそらく横の筋肉の引き方自体が非対称なので、アダプターでくわえ方が変わった位では変わらないのだと思う。もう一つは以前に金管楽器について書いたことがあるが(04.11.28のたわごと)木管でも同様で、アダプターで歯の方が変わっても自分のアンブシュアが変わらない人もいるんだと思った。それでも、アダプターを入れた方が吹きやすいというので、使ってみることになったが、ひょっとこのように口を曲げているアンブシュアも上手く行けばしばらく吹いているうちに変わってくるんじゃないかと期待している。筋肉のバランスが落ち着いたところで上の前歯の調整をするともっと良いと思うのだが、来てくれるかな〜〜。

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