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March 12, 2005

日本人のためのクラリネット奏法

今日の新響は◯響のクラリネット奏者を招いて木管&Hr練であった。
新響のようなアマチュアオケに足りないのは、ソルフェージュ力もそうだが様式感だと私は思う。だからそれを何とか練習回数で補おうとしているわけです。そういう意味でも今日の練習のような一流オケマンの指導はとても有意義である。今日はブラームスらしく吹くにはこうすれば・・・というアドバイスが中心。所詮年に4回くらいの演奏会では◯◯◯らしく演奏するということが身に付かない。3ヶ月そればっかりやってようやくらしくなる訳だけど今度は染み付いてしまうこともあって、昔ワグナーばかり3ヶ月やった直後のモーツアルトがワグナー調だったりしてびっくり。でも、伊福部&芥川作品に関しては「こう」というのがあるんだよな、これが。

練習後にクラリネットの皆さんに奏法に関していろいろ話をされていたので、私はクラリネットのアンブシュアに興味があるので近づいて聞いた。最近の私のテーマである「出っ歯を治すとシングルリード楽器が吹きやすくなる理由」もちょっと考え直さないといけないみたい。ちらっと聞いただけなので違ってるかもだけど、外人のまねをするから下顎を前に出さないといけないが、そうではなくて普通にちょっと顎を開いてそこにマウスピースが収まる感じ。下唇は浅めにくわえることで柔軟性を持たせ、そのためにリードの開きを大きくリードを厚くする。どうしてもマウスピースを口に入れる方向に力がはいるので(深くくわえがちになる)腕の力は楽器を支えているだけ。その方はブラキタイプの顎の形。ブラキな(下顎枝が長くて顎角が小さい顎のがちっとした)人というのは、下顎頭の入る凹みもしっかりしてるのか、顆路角が急で下顎が前に出にくいように私は思う(経験上)ので、なおさらそういう奏法を考えるかもしれない。

今日はホルンの飲み仲間であるラッパと別練習だった&練習曲順の関係で、非常に珍しく飲み会が成立しなかったのでさっさと帰宅。喉が痛かったのでこれで飲んだら大変なことになってたでしょう、よかった。

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Comments

もしかして私の師匠であるY川S児氏ですか?

Posted by: 田中正敏 | March 16, 2005 at 07:21 AM

田中さん、正解。
ついでに教えて下さい。
リードや開きがどうのこうのとおっしゃてるのは聞こえたのですが、浅くくわえれば厚くなって開きが大きくなるで間違ってないでしょうか?
上の歯と同じくらいの深さで下唇でくわえるというのが定説なんだと思うんですが、それに対しての話かと思ったのですが、合ってますでしょうか?

Posted by: kyu-ko | March 16, 2005 at 08:31 AM

う~~ん!微妙だな!この場合開きとは二つの意味合いが考えられます。

1)リードをマウスピースにセットしたとき生じるリードとマウスピースの隙間(マウスピース先端部分のマウスピース本体とリードとの間の開き)

2)浅くくわえると前述の自然なリードとマウスピースの隙間が狭く設定されますのでマウスピースに送り込む息のサイズをコンパクトに絞りこまなければならなくなります。金管楽器のアパーチャーを狭くすることかな?深くくわえると逆の現象が起こります。したがって浅すぎてもいけないし深すぎてもいけないとても微妙なものですね。

*音色つくりに深く関わりあってくるのはやっぱり右手親指と頭(上歯)との密接な関係ですね。楽器を構えたら下管指かけにある右手親指で自分の口の中へ楽器を押し込む圧力を感じるように構えます。しかしそのままでは頭が後方へ行ってしまうか楽器が口の中に入りすぎて危険ですが(笑)
右手親指圧力と頭(上歯)の圧力が均衡を保たなくてはなりませんね!

Posted by: 田中正敏 | March 17, 2005 at 07:06 PM

お返事ありがとうございます。
その時のお話は1)のことでした。浅くくわえると狭くなるから、浅くくわえるためには開き気味にセッティングするのかなあと。
口にスポッとはめるだけで、楽器を押し込む圧力をかけないように指掛けで楽器の重さを感じるというか支える・・・といったご説明でしたが、音色作りのために上の歯に押付けるというお話もされていましたので、右手親指と上の前歯のバランスというのは納得です。

最近思うのは、上顎前突の人がクラリネットを吹くのに不利な点は、上の前歯の前方への傾斜が強いとマウスピースに当たる歯の角度が急になるので楽器が不安定ということかと(90度に近いほど少しの圧力で安定する)。もちろんY川さんの上の前歯は傾斜していません。上の前歯が傾斜していても楽器を上向きにすれば良いんだろうけど、そうすると下顎をかなり前に出さないと下唇が浅くなる。Y川さんのお話から上顎前突でも浅くくわえればOKということかなと思ったのですが、浅過ぎれば(程度問題だと思うのですが)良くないということですね。
だから上顎前突のクラリネット吹きはぜひ積極的に矯正治療した方がよいと思うのでした。何か宣伝チック。

それでは田中さん、週末に!

Posted by: kyu-ko | March 17, 2005 at 09:29 PM

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